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4月の主任司祭のことば

渋谷教会はメインテナンス教会?それともミッション教会?

今年は50周年を祝うとともに、宣教の努めを大切にしたいと思います。イエスはクラブやサロンの教会を創立したのではありません。イエスは弟子たちに命じました:「外の世界に行って福音を伝えなさい。そこで、私はいつもあなたたちと共にいる」。いくつかのヒントを通して、その努めについて考えて見ましょう。

1.教会が本来の役割を機能しているかどうかを計るとき
メインテナンス教会の信徒たちは質問します。教会に来る人は何人ですか。洗礼は何人受けましたか。何人の人が秘跡を受けましたか。信徒たちを何度訪問しましたか。私のグループは楽しいでしょう。統計が評価され、基準となります。ミッション教会の信徒たちは質問します。「弟子は何人ぐらい養成できたのですか」。今、ここで、信仰をどのように証しますか。教会に愛と一致のしるしが見えますか。みことばによって信者は育てられていますか。信者らしく生きることは基準です。

2.今までのやり方の変更を考えているとき
メインテナンス教会の信徒はこう言います。「この案が教会のメンバー一人でも動揺させるなら、私たちはいたしません。」ミッション教会の信徒は言います。「この案が教会に来てない人に近づく助けになるなら、多少の問題は覚悟しましょう。」

3.何かを変えなければいけないとき
メインテナンス教会の大多数の信徒は自問します。
「このことは、私にどのような影響があるのだろうか」ミッション教会の大多数の信徒は考えます。「このことで、教会に来ていない人にもっと近づくことができるだろうか。また、人間らしく彼らを迎えられるでしょうか。」

4.これからの教会の奉仕を考えるとき
メインテナンス教会の信徒たちは言います。「私たちは教会の今までのやり方を忠実に行い、残していかなければならない。難しくて面倒なことはしない方がいい。」ミッション教会の信徒たちは言います。「私たちは教会の将来を大切にしなければならない。そのために、犠牲をはらってもやるべきことをします。」

5.初めて教会を訪れた人に
メインテナンス教会では、主任司祭がその人に言います。「教会をご紹介しましょう。」ミッション教会では、メンバーがその人に言います。「私たちの主任司祭と他の仲間たちをご紹介しましょう。」

6.論争や衝突を前に
メインテナンス教会は、どれほどの犠牲を払っても衝突を避ける努力をします。(成功することはまずないが・・・)。司祭は考えます「私は、このニーズをどのように解決したらいいのだろうか」ミッション教会は、「衝突は進歩のために支払う代価」であることを理解しています。そして、喜んでその代価を払います。皆が同じ意見になることは出来ないことを理解しています。この姿勢は困難を伴いますが、必要なことはしなければならないと考えるのです。司祭は考えます「このニーズに、皆でどのような解決法があるだろうか」。

7.リーダーシップのスタイルは
メインテナンス教会のリーダーは、マネージャーのような管理するスタイルです。リーダーは何でも物事がスムーズに秩序正しく動くよう努力します。ミッション教会では、リーダーは状況に対応して、変えていくスタイルです。将来像を立案し、そのビジョンを実現させるためにフレキシブルに進めていき、周囲を巻き込むように、皆の参加と協力を促します。

8.教会の関心事は
メインテナンス教会は、教会のメンバーのことや、組織、構造、委員、建物などに関心があります。ミッション教会は、この世の人びとがどう考えるか、どのような理由や動機によって人が動き、行動するのかを理解し、その人々の文化に関心を持ちます。ミッション教会は、世の人びとのニーズや、彼らが福音に近づくことのできるポイントなどを確認します。「時のしるし」を読み取るのです。

9.何をサポート?
メインテナンス教会のメンバーは地域の共同体を見て考えます。「どうやってこの人びとに、私たちの教会をサポートしてもらえるだろうか。」ミッション教会のメンバーは考えます。「教会は、どのようにしてこの人びとをサポートできるだろうか?」。

10.教会が大切に考えること
メインテナンス教会は、自分の信徒たちをどのように救えるかを考えます。ミッション教会は、神様はいま、どのように社会のただ中で働いておられるのか考えます。私たちは、それに合わせて、どのように世の人びとに心を開き、手を伸ばしていけるのか、社会の問題に応えるために信仰の恵みで、どう協力していけるのかを考えます。この教会から車で20分の範囲内に、教会に行っていない人は何人いるのでしょうか?

皆さん、いかがでしょうか。この一年を祝い、感謝しましよう。ですが、渋谷教会はいま、ここに、喜びのうちに新しいメンバーを迎える成長をしつつ、復活の力を証しする教会として、新しい社会を立てるために存在していることも考えなければなりません。

12月の主任司祭のことば「ご降誕に10の言葉を」

50年前に、クリスマス夜のごミサで初めて私たちの渋谷教会聖堂は礼拝に使用されました。
キリストの誕生は渋谷教会と人類に新しい節目になりました。
2009年の降誕祭ミサでは、この地上でのキリストの最初の現れと、私たちの中のキリストの存在を記念することになります。
今年のクリスマスが、渋谷教会の刷新に新しいスタートになるように願います。
次の10のことばが、ご降誕の神秘を黙想し、味わうことの助けとなるならうれしく思います。

1. キリスト
イエスはクリスマスの中心です。イエスはこの地上の神の姿であり、神の愛です。
渋谷教会はイエスキリストを中心に、イエスの弟子として生き、人々への神の愛を証しすることを優先し、原動力にしなければなりません。

2. 歓迎
私たちはクリスマスの神秘でキリストを信じ、教会に来る未信者と貧しい人を受け入れる時です。
渋谷教会の信者は教会に近づく人を裁かずに歓迎し、この社会で他者に心を開き、一般の人の探求心、その戦い、希望に神様の存在を実感し、他人を通して神様ご自身を受け入れるようにしましょう。

3. 恵み
キリストは神様から人類に与えられたすばらしい恵みです。この恵みは人間の歴史を変え、貧しい人、苦しむ人、罪人に祝福となりました。クリスマスの献金に恵みへの感謝を込めることや、プレゼントの交換もその表れでしょう。
渋谷教会の信者も弱い者、苦しむ人、残された人に恵みと連帯をもって祝福と効果的な愛のしるしになるように努力しましょう。

4. 喜び
イエスの誕生で神様は人々に近づき、私たちと共に生きています。イエスの誕生で神様は人を回復する力を与えます。ナザレの家族、ベツレヘムの羊飼い達、三人の博士はそのことを悟って喜びました。
渋谷教会の共同体は喜びのしるしを証ししないといけません。それは自己満足し、楽しむことではなく、キリストにおいて神様は教会を生かし、試練と苦しみの中でも共に働いてくださるのです。証しは、人々に及ぼす喜びがなければ、そのところで神様の存在を実感できません。

5. 光
クリスマスに飾りと光は多いものです。厳しい経済状況、人の苦しみ、悪意、罪などの冬の暗闇と寒さに生きる人は、人生に意義と温かさを与える輝かしい光に憧れ、求めます。
渋谷教会は、東京に住む多くの人が人生に意義、心に温かさ、生活に力、そして真の人間らしく生きるための方向を与える小さい灯になるように呼ばれています。

6. 希望
イエスの誕生によって、神様と人間の関係は新しい始まりになります。神様は人間の味方で、世を変えるための人間の戦いと憧れ、努力を、静かに助け共に働いておられるので、必ずいつか全てが変わるという希望が生まれます。
渋谷教会は、50周年の祝いと新しいスタートが始まります。次の世代に、もっと人間らしく生きるための努力を伝え、希望に満ちた共同体をキリストにおいて立てなければなりません。

7. 平和
天使は羊飼いに知らせた恵みです。イエスの誕生と復活されたキリストの偉大な贈りものです。また、全人類の強い望みなのです。
渋谷教会も、イエスがもたらした平和を受け、神の国の真理と平和、正義と愛、自由がある世界を打ち立て、私たちも、教会と社会の直中で、その神様の夢を実現しなければなりません。

8. 家族
イエスは家族の内に生まれました。クリスマスは家族の喜びとありがたさを実感するふさわしい時です。クリスマスは交わりとプレゼント、喜びと分かち合い、ゆるしと優しさを体験する時です。自分の家族である教会と社会の共同体にもその恵みを実現させるように働き祈りましょう。
渋谷教会の信者たちも教会だけでなく、社会にも他者にも心を開き、近づき、兄弟として相手を認めることを証ししましょう。現代の社会では、多くの人は孤独に悩み、疎外され、ほったらかされているのです。人の尊厳を認め、連帯し共存する私たち皆は、一つの家族となるように働き祈りましょう。

9. 感謝と賛美
天使と羊飼い達、そして信者たちはキリストの恵みをいただいて、神様に感謝と賛美をささげます。
渋谷教会は50年間でキリストから沢山の恵みをいただき、それによって変わり、他人のために自分も恵みになりました。私達も大勢の先輩の恵みを改めて感じ、特に教会でいただいた信仰を生かし、寛い心でキリストを多くの人に紹介し、その人たちがキリストに出会うことになれば、このクリスマスは特別な意味を持ちます。

10. ごミサ
降誕祭のミサは今、ここにキリストの存在の記念になり、聖堂で行われた最初のミサの記念にもなります。
渋谷教会の特に日曜日のごミサは、数えきれない恵みとつながっています。私たちも日曜日のミサを、感謝と喜びに満ちた祝いとして、キリストとの出会いから力をいただき、神様が望む連帯と平和と幸せがある新しい世界がつくられることを信じて、日曜日のごミサに参加しましょう。


皆さんが、この10のことばを通して、神秘的な降誕祭を祝い、感謝に満ちた一年を送ることができるように願うとともに、皆さんとご家族の上に神の祝福を祈ります。ご降誕おめでとうございます。

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